論理式ってご存知ですか?
普段IF関数を多用されている方はもしかしたら記述が少し楽になるかも知れません。
◆こんな時
もっと条件式を簡素化したい。
◆解決ポイント
論理式を使います。
◆解決策
セルA1とセルB1が同じか、どちらが大きいかを論理式で判定します。
たとえばセルC1に =A1=B1 と入力します。
セルA1とセルB1が同じ場合はセルC1に TRUE(真) と表示され、
異なる場合は FALSE(偽) と表示されます。
同様に =A1>B1 と入力した場合、
A1がB1より大きければ TRUE、A1がB1と同じか小さければ FALSE と表示されます。
演算子と組み合わせて =OR(A1=B1,A1=X1) などとすることもできます。
また TRUE, FALSE は数値がある場合の判定にも使用できます。
たとえばセルE1に =IF(D1,1,0) という式を入力した場合、
D1が TRUE か FALSE かを判断する式になります。
上記でD1が 0 の場合はE1には 0(つまり FALSE)が表示されます。
D1に正負の数値(少数も可)を入力すると 1(つまり TRUE)が表示されます。
注)式:IF(D1=0,0,1) と同じ結果となりますが上記の式でD1に文字を入力するとエラー(#VALUE!)になります。
見慣れない式の書き方ですが覚えておくと便利です。
なおこの論理式は、条件付き書式、入力規則でも使用することができます。
◆「StiLL」のコマンドボタンについて
「StiLL」のボタン機能「BtSetValue」を使うとセルに任意の式を設定することができます。
シート間の串刺し計算式も簡単に設定できるのでシステムに組み入れて効率化が図れます。
動的に式を設定できるのでExcelも軽くなりますよ。
「StiLL」であなたの業務の働き方改革を!
それではまた来週。
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