セル範囲に「名前の定義」を使っていますか。
名前の定義を使うと作業が楽になります。
◆こんな時
範囲が変わるたび式を変更する作業を減らしたい!
◆解決ポイント
名前の定義機能を使います。
◆解決方法
たとえばセル範囲がA1からD5までのデータから、
値:"コード" でC列の値を取得する関数は
VLOOKUP("コード",A1:D5,3,False) と記述しますね。
(式の意味は前々回のVLOOKUP関数を参照)
ここで上記の範囲に名前の定義で 表1 と定義しておくと
VLOOKUP("コード",表1,3,False) と記述できます。
これで 表1 の範囲が変わっても式は直さずにすみます。
範囲を変えるだけですので操作ミスで式を壊してしまうリスクも減ります。
ただ、セルの結合がある場合は要注意です。
例)セルA1からC3を結合してから "ABC" と範囲名を定義した場合、
名前の管理の参照範囲は(ABC=Sheet1!$A$1)と一つのセル名で
定義されます。
逆に、結合する前に範囲(A1:C3)を選択して名前を付けた後、
その範囲を結合しても(ABC=Sheet1!$A$1:$C$3)の名前で残ります。
◆「StiLL」のコマンドボタンについて
「StiLL」のボタンの機能を使って動的に名前を定義することができます。
たとえばデータの取得範囲も自動に修正されるので直す手間も不要です。
これでExcelだけの煩わしさから解放されます!
あなたの作業効率UPとミス防止が簡単に実現します。
「StiLL」であなたの業務の働き方改革を!
それではまた来週。
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