条件分岐実行の続き。
そろそろ文字のみでの説明だと伝わらない状況になりつつあるので、前回設定値の図を添えます。
ボタン名(Bevel 2)は「StiLL」で自動的につけられる。
メッセージはセル値(B13)を参照するように設定している。
ちなみにセルB13には式「="セル値が"&B10&"です。"」を入力してみた。
さて次に、もうひとつの分岐に処理を設定しようと思ったところ、まだボタンを作っていなかったので簡単なボタンを作成します。
ここまで手入力でセルB10に値を入力していたので、この処理を行うボタンを作ろうと思います。
これまでと同様にボタンをシートに貼り付け「ボタン機能設定」を開き、セル値の設定機能を探すと、そのまんまの「セル値セット」があったので、早速セルB10に1がセットされるように入力してOKボタンで設定。
(下図参照)
なお、名前が設定されている場合は対象範囲入力時にプルダウンリストに表示され選択もできる。
クリックでボタンを実行して、セルB10に1が設定されることを確認した。
ちょっとここで、‘範囲’の文字が気になったので、試しに複数個のセルを指定して設定後、ボタンを実行してみると、指定した全てのセルに1がセットされた。
さらにセット値に数値ではなく、関数(Today)を入力し、ボタンを実行すると今日の日付がセットされた。
少し寄り道したが、これで条件分岐実行の2つ目の分岐処理を行うボタンが出来たので設定する。
この2つ目の実行条件は1ではない時との思いから、「<>1」を入力したがこれが間違いでボタンを実行するも反応無し。
原因は、条件値に演算子を入力したことと、セルB10の内容をクリアし空欄にしていたこと。
常に具体的数値での条件指定が求められることがわかった。
2つ目の条件値を0に設定し、セルB10にも0を入力してから実行することで無事セルB10に1が設定された。
続けてもう一度条件分岐ボタンを実行すると、今度はセルB10が1に設定されているため、メッセージ「セル値が1です。」が表示されることが確認できた。
続く。
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