先週ビッグサイトで開催された「ITpro」では、多くの皆様に弊社ブースまで足をお運びくださりありがとうございました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
会場でご説明させていただいたことが皆様のお役に立てる日をお待ちしております。
さて今回は少し視点を変え、具体的機能の話ではなく、いま業務を遂行する現場で増えつつある現象を書いてみます。
それはExcelの問題です。と言ってもExcelが悪いのではなくその便利さゆえに放置されていることの課題です。
事実、本当に困っているところが増加しています。
Excelが便利であるがゆえに増えていること・・・Excelは以前にも述べたように大変便利で高機能、また誰にでも操作できるので日本の多くの企業の業務処理で使われています。
その中でチョット興味がある人や勉強する人は、業務の効率化を推進しようとExcelの関数や機能を使って幾らかでも楽に(簡単に)、また間違えずに作業できる環境の整備(作業品質の向上)を志してのめりこんでいく傾向があります。
これ自体は決して悪いことではありません。
でもう少し、ここまで出来るとより良くなる・・との想いの先には、マクロ、そしてVBAでのプログラミングに突入していきます。
このような人をパワーユーザーと言います。
これも悪いことではありませんが、自身はスキルが身につくし、やりたいことが実現していくことが楽しく更にのめりこんでいきます。
こうして作成されたプログラムの多くは自分自身で使うことが前提となっており、そのため或る時パワーユーザーが異動、育休の取得、退職などとなったとたんオペレーションそのものが滞り一気に業務遂行が非効率に逆戻りするケースも生じます。
また近年は、業務システムを取り巻くIT環境や社会環境の変化(商品寿命の短命化))も速く、基幹的部分を除き導入したシステムがそのまま稼動できる期間(寿命)が短くなりつつあります。
特に部門内業務や統計・集計・分析などを主務とするサブシステムが影響を受けやすいと考えられます。
オペレーションに関してはマニュアルを整備しておくことで或る程度救済されますが、業務手順が変わったり連携する作業が追加されるなどの環境変化が生じた際はプログラムの変更が必要となるケースがほとんどです。(一部処理の手作業化の可能性も)
◆こんな時
必然的に残された者で手当てすることになりますが、そのための配慮はほとんどの場合対策されておらず、しかも作成されたプログラムは独学しながら作ったものが多いので処理ロジックや変数の名前も統一されていない傾向が極めて高いと思われます。
このようなプログラムはプロが見ても判読が難しいものです。
冒頭に放置されていることが課題と書きましたが、正にパワーユーザーにお任せ状態としていることが原因です。
もともとは業務の効率化というベクトルは同じでも、出来たものはバラバラで作った人しかメンテナンスできない事態が認識されていません。
このような状況はこれから益々増えていくと思われます。
しかし、だからと言って全員にVBAを覚えさせることも、専門知識を持った人材を常時配置しておくことも、情報システム部門に部門内システム全般まで管理させることも現状は中々難しいのではと感じています。
◆解決ポイント
その解決策のひとつはプログラミングスキルのハードルを下げることだと思います。
全員に必要な関数や機能の知識を教育することと、プログラミングを教育することは次元が異なるものです。
必要なデータの取得・加工・保存などをコーディング無しで実現できるツールの導入がExcelクライシスを防ぐひとつの有力な手段となります。しかもExcelそのもととして機能するツールが。
◆解決方法
これまで紹介してきた「StiLL」は正にExcelの課題の救世主としてこれまで20年以上の実績を誇ります。
どうでしょう、「StiLL」の易しさが欲しくなってきましたか?
変化にユーザ自ら対応できるシステム造りを実現できる「StiLL」を是非ご検討ください。
◆「StiLL」のコマンドボタンについて
「StiLL」はExcelのアドインソフトで、シート上に配置したボタンに機能付けしてプログラムを作成することでExcelをシステムに適用させるツールです。
特に現在Excelでフォームを造り運用されている業務に「StiLL」を導入する場合は、現行のフォームを使用してプログラム化することが可能ですので工期の削減にもなります。
またボタンの機能はデータ処理以外にも多岐に亘って用意されております。
無料の体験セミナーを毎月開催しておりますので是非ご参加願います。
なお、本日からの3日間、幕張メッセで開催される「クラウドコンピューティングEXPO」に出展いたします。
お忙しい中とは存じますが、皆様のご来訪をお待ち申し上げております。
また来週。
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