Excelで集計表を作成するとき、元データの個別明細は伏せておいて集計結果のみを提出したいことはありませんか?
◆こんな時
集計報告を行う際、集計元の細かい明細データを提出先に見せたくない!
たとえば定型業務として毎月報告している場合などはテンプレートが作成されており、SUM関数やSUMIF関数などでシートに貼り付けた明細を集計する仕組みが広く採られていると思います。
この方法ではデータを単純に消してしまうと集計結果(計算値)もクリアされてしまいます。
でも、簡単に解決する方法があります。
◆解決ポイント
「最終」の集計結果が表示されている範囲をコピーして、同じ場所に「値」で貼り付ける。
◆解決方法
集計結果を表示している範囲をマウス等で選択して、右クリックで[コピー]の後、
右クリックの[形式を選択して貼り付ける]で[値]をクリックしてOKボタンで設定するだけ。
たったこれだけで瞬時に式から値に変換されるので、もう明細を削除しても影響を受けません!
「わー簡単だ!」(シートが保護されているときは解除してから行ってくださいね)
これで集計元データのシートを削除できます。
ただし、コピーする前にデータの変更などがないか「最終」の確認をしておきましょう。
コピーで値に変わってしまった後はデータを消しても影響を受けませんが、式が削除されるので逆にデータに変更が生じたときは再計算されないという影響を受けます。当然ですが。
これをも解決する方法があります。
それは集計結果のみを同じ書式の別のブックに「値」としてコピーすれば元のシートの式は消えずデータの変更が発生しても直ぐに作り直すことが可能です。
◆「StiLL」のコマンドボタンについて
「StiLL」ボタンの機能を使えば、テキストデータを直接取得して加工・集計を行い、
また集計結果を別のExcelブックに出力できます。
更にそのブックを保護してメールに添付し送信することも可能です。
つまり、テキストデータを貼り付けたり集計結果をコピーしたりなどの、一連の作業が自動化されクリック一つで処理できるのでミスが生じる隙がありません。
この処理の自動化を担当者が容易に実現できることが「StiLL」の真骨頂なのです。
是非、弊社で毎月開催している「StiLL体験セミナー」で実感してください。
また来週。
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