明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今回は、自動で範囲を拡張する方法をご紹介します。
VLOOKUP関数などは数式に「範囲」を指定しますが、
参照先にデータが追加されたら、
その都度、数式の「範囲」を修正しなければいけません。
しかし、参照先を予めテーブルにしておけば、
データを追加しても、数式を修正する必要はありません。
◆こんな時
数式に「範囲」を指定する関数を使用している場合(VLOOKUP関数など)
◆解決ポイント
予め参照先をテーブルに変換し、数式の「範囲」をテーブル名にする
◆使用方法
例えば下図のようにVLOOKUP関数で「商品名」を求める場合、
C2セルには「=VLOOKUP((B2,商品コード表!$A$2:$B$4,2,FALSE)」という数式が入ります。
(参照先は別シート(シート名:商品コード表)にあるとします)
参照先(商品コード表シート)
参照先をテーブルに変換します。
テーブルの変換は、参照先の表のセルを選択した状態で[挿入]→[テーブル]→範囲を確認後→[OK]、
または[ホーム]→[テーブルとして書式設定]→書式の選択→範囲を確認して[OK]で変換できます。
テーブル名は変更できます。
例では「商品コード表」に変更しています。
テーブルに変換後、数式の「範囲」をテーブル名にします。
商品コード表にデータを追加。
B6セルに追加された「商品コード」を入力しても、
数式を修正することなく、追加された「商品名」が反映されました。
◆「StiLL」について
「StiLL」には便利機能がたくさんあります。
プログラミング言語のように構文や文法を使用することなく、
処理を自動化する設定が可能です。
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一度参加してみてください。
https://www.still.co.jp/event/semina.htmlそれではまた来週
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